第20回四万十川ウルトラマラソン参戦記 苦悶編 

ランニング
10 /21 2014
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 ここカヌー館では100キロの部の方々が着替え等をするために預けておいた荷物を受け取る。自分は60キロで関係ないので、受取エリアはスルーして給食テントに向かう。ここではクリームパンとバナナと味噌汁を補給した。もちろん、スポーツドリンクも飲んだ。前回の時は、ここで少し休んだが、今回はすぐにスタートする。気温が上がり始めたので早めに木陰のコースに行きたかったのだ。

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 四万十川を右に見ながら下流へと進む。のんびりとした風景が続くが、22キロを超えてじわじわと疲れも出てきた。こんな時は癒しの景色を見て疲れを忘れようと努めた。網代トンネルわきを抜けて旧道を岩間へと向かう。

 やがて、広い道に出る。もうすぐ岩間だ。見たことのある風景が目に入ってくる。川の方へ降りていくと、

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岩間沈下橋だ!川の色はブルーで心地よい風が吹いている。疲れなど吹っ飛んでしまえと思ったが、そうはいかないようだ。ペースは、スローでしか行けなくなりつつあった。

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 30キロを13:40頃に通過。予定よりも5分遅れだった。四万十楽舎横の大きな橋を渡って、国道に戻る。ここから先は口屋内まで同じような風景が続く。しかし、気になったのは道が狭くなった時の車の多さだ。前回の時は感じなかったが、今回は一般車の通行が多いような気がした。交通規制をしているわけではないので全部を止めるわけにはいかないが、もう少し何とかならなかったのだろうか。近隣の人のご協力もあったとは思うが、かなり気になった。込み合ったところは走るのが怖かったしなあ。

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 そして、やってきたしゃえんじり。9月に自転車でやってきたところまで走ってきたのだ。この手前辺りから右足の甲が痛くなっていた。靴紐に締め付けられているような感覚が続いていた。気のせいと心で呼びかけて走っていたが、顔は苦悶の表情になっていた。ペースも7分30秒で行こうとしていたが、次第に落ちてくる。ここから勝間までは同じような風景が長く続く。

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 そして、ついにその時はやってきた。あまりの痛さにエイド以外で初めて立ち止まる。歩きながら右足の様子をみるが、痛みは治まらない。立ち止まって靴紐を緩め、シューズを脱ごうとした瞬間にふくらはぎが痙攣を起こす。すぐに履きなおして引きずりながら前に進む。痛みが治まったので負担をかけないように走り始める。しかし、ここからはエイド以外でも歩くことが頻繁になってしまった。

 頭の中ではこの後のレースを組み立てていく。この調子でゴールできるのか?ゴールしたとしても帰りの特急に乗り遅れたらどうしようか。このまま走って足を痛めたら明日の仕事はどうなるのかなどといろいろなことを考えてしまった。収容バスが横を通り過ぎる。窓のカーテンはすべて閉められていた。ここでリタイアしたらあのバスに乗ることになる。

どうしよう。







いや、走る。ペースは崩れたが走ろう。そう思い、前に進む。走っていたらなんとかなる。

やがて、40キロ地点を通過。15:04で、20キロから40キロまでを2時間41分09秒で走っていた。予定より14分遅れだった。(つづく)

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管理者24番

 管理者24番は興味のできたことにのめりこむタイプ。土佐の高知・須崎でランやガーデニングなどにのめりこんでいる。2017年、新たな挑戦に向かっている!