第22回四万十川ウルトラマラソン参戦記 恐怖編

ランニング
10 /20 2016
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 40キロを過ぎると、四万十川の裏道をひたすら走っていく。60キロとの合流地点のエイドを出たら、同じような景色がしばらく続く。ここら辺りから異変が起こり始めた。なぜか意識が朦朧としてくる。眠気に襲われ走っているのに瞬間的に意識が飛んでいるのだ。おかしいな。ペースが落ちて、ついには脚が停まり、歩きになってしまう。

 42、3キロ地点付近だったと思うのだが、ぐったりとなってしまった。その時、後ろから気配を感じる。大勢の集団が一気に自分を抜いて行った。14時間のペースランナーだった。ここで抜かれてしまうとは…。来るとは分かっていたが、カヌー館後に追い付かれるだろうと思っていたのが、早くも抜かれてしまった。

 そこからは視界から消えないようにペースランナーを追いかける。さっきのふらつきもなくなったが、ペースは8分オーバーだった。そして、ついに50キロに到着した。やっと半分きたのだ。時刻は12時04分で、予定より30分遅れている。まあ、ここまで6時間半できたのだから、あと7時間半でゴールできるだろうと軽く考えてしまった。でも、これぐらいの気持ちでいかないと焦ってペースを上げ過ぎてしまう。

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 次の目標は沈下橋だ。14時間は前の方だが、曲がりくねっているので姿は見えない。この辺りは木陰が多いのだが、今日は雨なので(そうだ!雨が降っていた!)日差しではなく雨を防いでくれた。自分の異変が起こり始めた頃から雨足が強くなって降ったりやんだりだったのだが、体は冷えずにひたすら走ることはできた。

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 最初の沈下橋に到着した。エイドで補給してすぐにスタートする。沈下橋を渡り、折り返して再び渡る。14時間もいっしょにわたっていた。

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 その先には山越えがある。最初の山越えに比べれば大したことはないが、疲れた足にはきつい。前にいた14時間集団が歩いていたので、自分も歩くことにした。

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 峠を越えると前の集団は走って行ったが、自分は歩いた。ここの下りは歩くと決めていたのだ。後ろから背番号3番が抜いて行った。みんなは走っているので自分の走ろうかなという心の囁きを打ち消すのに必死だった。やがて勾配が緩くなったので走り始める。

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 降りたところが第2関門だった。50分前に通過。まだまだ時間の余裕はある。でも、ここからカヌー館までがきつい。「きつい旅だぜ~。」と唄いたいところだが、そんな余裕はない。裏四万十を堪能しながら60キロ地点とカヌー館を目指す。この辺りでは少し復活していたので、カヌー館で何を食べようかな?なんて考えていた。

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 そして60キロ地点を通過する。タイムは8:02:38だった。ラップは、2:58:47でボロボロだった。

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 カヌー館が近くなった。直前にゼッケンを呼んでいる。預けた荷物を準備してくれている。ここが第3関門でもある。

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 制限時刻の40分前だ。ここでもあまり長居はできないな。(つづく)
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管理者24番

 管理者24番は興味のできたことにのめりこむタイプ。土佐の高知・須崎でランやガーデニングなどにのめりこんでいる。2017年、新たな挑戦に向かっている!