第9回四万十川桜マラソン参戦記  驚嘆編

ランニング
03 /30 2017
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 22キロに達した。時刻はたぶん11時0分30秒ぐらいだったと思う。愚かな考えで残りはキロ5分59秒でもいいやと思っていた。でも、すぐにその考えを打ち消す。消極的だ。まだまだ行くしかない!すぐに道の駅・大正だった。知り合いのMさん夫婦が応援してくれていた。旦那さんが気がついて手を振ってくれた。奥さんも気がつく。天気が悪い中でありがたいことだ。少し、力がみなぎってきた。

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 対岸に渡る橋の手前で大正中学校の吹奏楽部が演奏で勇気づけてくれていた。感謝を込めて手を振る。

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 橋を渡ると折り返し区間になる。ここで同級生とすれ違えるかどうか?もし、すれ違えたら、まだまだいけるということだ。橋を渡りきる。同級生の姿が見えた。5分30秒ペースで刻んでいるのだろうなと思い、エールを送る。向こうも気がつく。しかし、その後に驚くべきことが!

タボさんだ!

 もう、ずっと先に行ってしまっていると思ったタボさんだ。「えい、ペースやん!イケルで!」と嬉しい一言をもらった。ここで姿を見るなんて、今までなかったことだ。力がみなぎってくる。いけてるぞ!今日は、いけるぞ!ここから上げていくんだ!心で叫び続けた。

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 関門の25キロを2時間17分で通過する。しかし、気持ちとは裏腹に力が入ってこない。エイドは極力歩いて短い時間で再スタートしていったが、この辺りからずるずるとペースが落ちてきた。

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 再び国道に出て、

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 また、裏道へと入る。毎年のコースだが、今年は気持ちが高ぶっているのに体がついてこないジレンマに襲われていた。

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 裏道に入ると若干下りになるので、ここでも腸腰筋を使って走る。前との間が開いてくる。そして、後ろから追いつかれるということが増えてきた。もちろん、自分と同じペースのランナーもいて、長い時間を掛けて抜くということもできていたが、苦しかった。

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 そして、ついに30キロに到達!まだ、12時前だ。たしか、11時48分だったと思う。この辺りでは32キロでチャイムを聞くぞと念じながら走った。こんなことでも心の支えになる。苦しいのはみんな同じだ。踏ん張れ!と自分に言い聞かせていた。

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 12時のチャイムが鳴り始めた。32キロの看板のすぐ手前だった。今まで、こんなことはなかった。驚きだ!自分が信じられない。ここまで走ることができるようになったことが嬉しかった。ここから後10.195キロだ。残り時間は1時間を切っている。5分55秒ペースでも良いと言い聞かせて、気持ちを楽にしようと思った。しかし、体はついて行かず、すでに6分ペースに落ち始めていたのだ。

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 茅吹手沈下橋にたどり着く。橋を渡るときは風を感じるが、今日は感じられなかった。天候のせいもあるが、余裕がなかったんだろうな。オールスポーツのカメラに笑顔で答えて、坂に入っていった。(つづく)
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管理者24番

 管理者24番は興味のできたことにのめりこむタイプ。土佐の高知・須崎でランやガーデニングなどにのめりこんでいる。2017年、新たな挑戦に向かっている!